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Project Story 01

PMIに伴う新たな企業理念の策定
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ある大手メーカーでは、グループ内事業会社の統合後、PMI(Post Merger Integration統合プロセス)の一環として新しい企業理念の策定に向けての議論が行われてきた。すでに、統合前各社の企業風土や価値観の違いについて、共通認識を持つための議論は行われていたが、新社としての未来を見据えた新たな企業理念の創出には至らず、早急な策定に迫られていた。
経営陣の想いとして、社員を巻き込んだボトムアップによる企業理念の策定という方針が打ち出され、各部門から選ばれたプロジェクトメンバーによるワークショップを実施。ワークショップから得られた企業理念の方向性や変革ポイントなどから、新たな企業理念が策定された。
グループ内会社統合による、新たな企業理念の策定という課題。

今回のプロジェクトの発端は、東京本社でマネージャーを務める坂部嶺が担当するクライアントの本部長からある相談を受けたことにあった。その本部長は、坂部が手がけた同グループ合同開催の「経営幹部候補者育成プログラム」の参加者であり、坂部も懇意にしてもらっていた。
本部長の話では、経営陣だけで企業理念を策定し、社内に展開するのではなく、むしろ、各社の社員を巻き込み、社員の想いを込めたボトムアップによる企業理念の策定をしたいというのが、経営陣の意向でもあるという。
そのための何か良いアイデアはないかというのが、本部長の相談だった。

この案件は「セルムだから、できる」という直感。

本部長の相談を受けた坂部は、「ぜひ、うちに支援させてください」と即答。今回の案件は、「ボトムアップ」に重要ポイントがあると直感した坂部は、人材開発・育成に深く関わってきたセルムだからこそ、社員の想いを吸い上げるノウハウに精通し、確かな支援ができると考えた。
さっそく社に持ち帰った坂部は、同グループを担当していて、内情を理解している福川和彰に声をかけ、本部長との打合せに向けた事前の情報収集を開始した。
福川にとって、企業理念の策定という企業の根幹に関わる最上流案件は、初めての経験だったが、坂部同様、「セルムだから、できる」と確信した。
その後、社員を巻き込み、社員の想いがこもった理念づくりをするためには、どのようなプロセスで実施していくのが最も効果的か。
坂部たちはさまざまな仮説を立て、提案しながら、本部長との面談を繰り返していった。

ワークショップによる実践型の企業理念策定。

そこで浮上してきたのが、全社の各部門からプロジェクトメンバーを募り、各メンバーが外部コンサルタントによるワークショップで企業理念の策定プロセスを学びながら、その成果を社内に持ち帰り、チームセッションにより、実際の企業理念の方向性や変革ポイントなどを決めていくという案だった。
坂部たちは外部コンサルタントの知恵も借りながら、企業理念づくりプロセスのワークショップを中心とした全体のプログラム概要を作成、最終的なゴーサインが出された。

One Teamというセルム・スタイルが確かな成果へ。

今回のプロジェクトは、社員たちがどれだけ高いモチベーションをもってプロジェクトに参画するかが、企業理念策定の重要ポイントだった。
坂部たちはもちろん、そのための場や環境づくりに注力したが、本部長を始め、お客様の社内に設けられた事務局チーム、プロジェクトメンバー、外部コンサルタントが一体となって動いたことが、確かな成果につながったと思っている。
本部長からは、「社員たちの熱い想いのこもった企業理念ができた」と、嬉しい言葉をいただいた。
今回のプロジェクトは、福川にとってその大手メーカーとのパートナーシップを加速する重要なプロジェクトであった。
今後も企業理念浸透施策を始めとして、企業理念に基づいたマネジメント変革や人材開発等の様々な場面でセルムの強みを生かした支援ができる可能性があるからだ。坂部にとっても、企業理念の策定という最上流から、人材開発を考える大きな視点を獲得した案件であった。

 One Team Session 
Project & Talk